7月13-14日に大阪で開催された第25回日本心臓リハビリテーション学会学術集会において,元当院の理学療法士の金居督之さんがパネルディスカッションで登壇し,当院における脳血管疾患患者における心臓リハビリテーションの応用について紹介しました.
金居督之,他.急性期脳血管疾患患者に対する再発予防に向けた心臓リハビリテーションの可能性.(パネルディスカッション4:脳血管疾患患者における再発・発症予防のための心臓リハビリテーションの応用)
脳血管疾患患者に対する包括的心臓リハビリテーションの安全性・有効性は散見されますが,急性期からの介入効果に関する報告はありません.
当院では,脳血管疾患患者に対するリスク管理の一環として,発症後早期に6分間歩行試験を実施し,心臓リハビリテーション開始のスクリーニングとしております.
急性期からの有酸素運動を主体とした心臓リハビリテーションに加え,身体活動量を増加させる試みにより,一定の再発予防効果が得られています.
今後は,より多職種での介入ならびに詳細なプロトコール作成を進めてまいります.
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