2019年5月9-14日にスイスのジュネーブで開催されたWorld Confederation for Physical Therapy Congress 2019(世界理学療法学会)で,当院の理学療法士の久保宏紀さん,元当院の理学療法士で現在PREVENTで勤務している金居督之さんが発表しました.外国の方々とのディスカッションは非常に新鮮なものであり,自国の立場を再認識する良い機会となりました.
Hiroki Kubo, et al. Recovery process of respiratory muscle strength in patients following stroke.
回復期脳卒中患者の呼吸筋力の回復を3ヶ月間調査した.呼気筋力は2ヶ月時点で有意に改善を認めた半面,吸気筋力は3ヶ月で有意な改善を認め,各筋力の回復経過には相違があることが示唆された.また3か月時点での呼気筋力・吸気筋力は健常者の75~80%にとどまっていることが明らかになった.
Masasi Kanai, et al. Relation between physical activity and environmental factors in community-dwelling ambulatory patients with stroke
脳卒中の再発予防に向けて身体活動を促進することは,重要である.
しかし,身体機能は脳卒中後の身体活動量の半分程度しか説明するに過ぎず,その他にも心理的要因,社会保障,環境要因などが密に関連している.
本研究では,身体活動量と環境要因との関連を調査した結果,身体活動量の指標である歩数,中高強度身体活動時間は「近隣に歩道があること」と正相関することが明らかになった.
伊丹恒生脳神経外科病院 リハビリテーション部
久保宏紀先生
こんにちは、突然のご連絡で恐縮です。
ネットを検索していて、次の論文にお目にかかりました。
理学療法兵庫 No.26 20~28ページ(2020)
「急性期脳卒中患者のリスク管理と早期離床」
循環器病患者(脳卒中患者)の自動調節能について、
とても分かりやすく、網羅的に解説されていますので、
弊社ホームページに掲載許可又は、リンクの許可をお願いしたいと思いご連絡いたしました。
宜しく、ご検討のほどお願い申し上げます。
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