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執筆者の写真itamikouseireha

当院の作業療法士が、国際臨床作業療法学術大会で発表してきました。

当院リハビリテーション部の作業療法士である、山口理恵さんが、7月22日に福岡で開催された国際臨床作業療法学術大会でポスター発表してきました。


題目は、「脳卒中回復期の重度失語症者に対する作業療法実践 -Paper版ADOCを使用した面接評価-」です。


リハビリテーションでは、患者さんと目標を明らかにして、医療者と共有することが非常に重要です。しかし、重度の失語症を呈すると、言語でのコミュニケーションが難しくなり、目標を明らかにする、さらに共有する作業が難しくなります。


そこで、山口さんは、Paper版のADOCを用い、面接プロセスを工夫して、重度の失語症を呈している患者さんとリハビリテーションの目標を立案、共有することが可能になりました。今回、その成果を報告しました。


今後は、多数例で、失語症を呈した患者さんを対象にして、面接でのリハビリテーションの目標の立案・共有においてADOCの効果を検証することが必要になってきます。そのためのアウトカムをどうするか、という部分も検討していく必要があります。




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